2010年03月29日

第2章:なにわ筋考察

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 確かに芦原町周辺は、活気に乏しい感じがしました。
ただ、難波の超高層ビルが意外なほど近くに見え、大阪都心部のぎゅっと凝縮された感じがしました。

 なにわ筋を、どんどん北上すると高い建物がマンションが主だったのがオフィスビルが増え始め中之島のABC新本社の建設中の姿が見えてくるとオフィスがメインとなっている感じでした。

 この、地下に鉄道が走れば素晴らしい大通りとなるでしょう。そして常安橋から見えるリーガロイヤルホテル前の駐車場や、今、建設中の中之島線のインフォメーションセンターの跡地などにオフィスビルの建設も進むでしょう。

 まずは、道路。御堂筋と同じ構造を持ちながら決定的に違うのが「対面通行」であること。御堂筋を見慣れた目で見ても、これが何の違和感も無く、考えてみると人や物の流れは一方通行であるはずが無く、双方向であるのが当たり前。そう考えると御堂筋は四ツ橋筋とペアで、成り立つとは言え少し無理があるのではと考えます。

 御堂筋も四ツ橋筋も非常に充実した道路の構造と言えますから、今すぐにでも「対面通行」にしたほうが良いと考えます。慣れている人は車で御堂筋や四ツ橋筋を間違えずに走れるでしょうが、慣れない人が間違えると、目的地に向かったり、もう一度元に戻る事が大変に難しいとも思います。
(毎日、車で仕事をしている私でも難しいと思う)。

 次に、街の風格について。なにわ筋は、道路の構造が御堂筋と同じ。なのに街として大通りとしての風格の違いは天と地ほどの差があると思う。

 これは簡単に書いてしまうと「その大通りを作った後の、歴史の思み、それを守る為に払ってきた努力の量の差が風格の差に繋がっている」。

 今、御堂筋の建物の高さ制限を緩和しようとの動きがあると聞きます。
 それでいいのでしょうか。御堂筋には他では真似が出来ない風格・歴史の重み・確固たるブランドがある。これらが出来上がるまでには並々ならぬ努力があったと推察できます。何もせずに、あのような素晴らしい大通りが出来るはずがないのです。そして時間がかかる。

 創るのには時間がかかる。でも壊すのは、あっという間。 大通り沿いに、超高層ビル街が必要ならば「四ツ橋筋」「なにわ筋」「堺筋」が大阪にはある。いずれも鉄道アクセスの改善などでオフィス機能の誘致は十分に可能と考えます。

 「なにわ筋」を見て、『御堂筋』を考える。

 これも大阪の力量と、大阪の可能性の一つと私は考えます。

(平成19年3月20日作成)


posted by 松村和弘 at 09:59| Comment(0) | 上阪感想記:1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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