2010年03月30日

「夏 情熱の大阪・燃ゆる大阪」07.7【御堂筋】

1196774784_1.jpg
 絶景かな大阪F
〜何度でも 何回でも いつまでも 御堂筋〜

 もし私が、人に
「大阪を、大阪にある一つの物を使って、大阪を紹介して下さい」
と言われたら、色々と魅力的なものがあるが、『御堂筋』を用いて説明するのが一番、判りやすいだろうと思う。

 御堂筋を作った都市計画の大胆さと緻密さは、難波宮以来、大坂に根付いている街作りの伝統が生きているのでは、と思うのだ。
 その計画を立案した第七代大阪市長・関 一さんが静岡出身であり、そのような大阪外部の人間が「大阪百年の計」と言えるべき御堂筋を作った事から判るように外部から優秀なものを取り入れて育むという、常に外部に目が向いている解放的な姿勢。
 そして、一旦は御堂筋に反対しながら完成してからは、それを守る為の努力は惜しまない、大阪の人達の真面目さ。

 私が考える「大阪らしさ」の象徴が「御堂筋」なのだ。

 偉そうな事を言っている私も、正直に白状すれば最初は、そんなに御堂筋に対して思い入れは無かった。
 私が御堂筋について知っていた事と言えば
「大阪のメインストリート、沿道の建物が高さ規制があって低い」

という事ぐらいであった。そして、
 「メインストリートなら高さ制限を無くして超高層を建てればいいのに」とまで思っていた。

 そして大阪に行くのなら、一度は御堂筋を見てみよう。
 大阪のメインストリートを見ておこう、と軽い気持ちで見に行ったのが 昨年の10月の事である。

 歩き始めは、そんなに思うところはなかった。
 それが徐々に「これは、凄い。こんなに素晴らしい大通りが日本にあったんだ」と、鏡面のような水面に水滴が一滴落ちて波紋が広がっていくかのように、体の中で感動が広がっていった。
 
 大きな広い大通りと、そこに並ぶイチョウ並木の美しさ。
 沿線に立ち並ぶビルの高さが低い事による、解放感と空が見える素晴らしさ。
 そしてその美しさと素晴らしさを守る為に、積み重ねてきた大阪の人達の努力と、その歴史が織り成す風格。

 いずれも東京にて生活する私には見た事が無い風景・経験であった。
  東京には御堂筋のような大通りは無い。
 経済効率だけを守るのではなく、それ以上に大事な「誇り」「風格」を守る為に努力を積み重ねてきた大通りは無い。
 「東京と言えば、これだっ」と言える大通りは無い。

 私は、大阪の御堂筋に「日本人の素晴らしさ」を見る思いがするのだ。

 真面目に・丁寧に・綺麗に物を作る日本人が、大通りを作ったら、 こんなに素晴らしいものが出来るのだ、と御堂筋は物語っている。
 その事は、諸外国にも認められている。日本の格の向上に御堂筋は、大きな役割を担っているとさえ思うのだ。

 今回も、御堂筋を歩いてみた。やはり素晴らしい。
 歩いて楽しい大通り・御堂筋であった。

 日本人たるもの一度は御堂筋を見るべし。
 御堂筋を見ずして大阪を語る無かれ、である。

1185541957_1.jpg

1185541957_2.jpg

一枚目・・御堂筋の淀屋橋付近。ビルの高さが綺麗に揃っている。
     「なんだ、そんな事か」と思うなかれ。この事が、どれほどの魅力を御堂筋にもたらしている事か。
二枚目・・御堂筋から、南海・難波駅やスイスホテル。
     この地域は、これからの再開発に大きな期待がかかりす。


posted by 松村和弘 at 14:33| Comment(0) | 上阪感想記:1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。