2010年05月05日

08年雨に煙る大阪もまた良し【街と鉄道T】

「おおさか東線+JR東西線+JR宝塚線 イコール 大きな可能性」
〜プロローグその1  天王寺駅まで〜

 続けて街と鉄道のネタになりますが宜しくお付き合いのほどを・・・

 日曜日、堂島浜の大阪全日空ホテルをチェックアウトしてまず向かったのが天王寺駅。
 地下鉄・肥後橋駅まで歩いて行くがえらく湿度が高く汗が止まらない。
 四ツ橋筋に出て歩いていて、ふと阪神高速環状線・堂島入口の方を見ると先頭に白黒パトカー三台・その後ろに大型ミニバンやセダンの明らかに警察車両と分かる覆面パトカーが四台・VIPが乗る国産大型セダン二台・その後ろに覆面パトカー三台・白黒パトカー一台という物々しい車列が堂島入口へ入って行くのが見えた。

 誰か超VIPが来阪されていたのでしょうか。

 渡辺橋を渡りながら中之島の威容を楽しみ朝日新聞社前の地下通路に入る。
 ここの地下街は各種店舗が入居しているが休日なので全てお休み。
 店舗のシャッターは全て降りていて、そのシャッターを塗り替える作業をしていた。今年10月19日(日)の京阪中之島線開業を前に大規模なリニューアルが行われるのでしょうか。

 ちょっと歩いて地下鉄・四つ橋線の肥後橋駅に。
 イコカで「ピッ!」とタッチして駅構内に。入線してきた電車に乗り込む。各車両とも席は埋まり立ち客が何人かいる状態。

 なんば駅へ到着。ここで下車する。他にも100人近くが下車したようだ。
 地下通路からエスカレーターへ、吹き抜けの下を歩きながら、ふと上を見ると建設中の「マルイト難波ビル」の姿が。
 随分と大きくなったと実感する。完成が楽しみである。

 そしてJR難波駅へ。
 この駅は私が来る度に利用客が増えているように思う。
 私が来た時に丁度電車が到着したようで、続々とお客さんが改札口を通り抜けて行く。その数は決して少なくない。

 願わくはそう遠くない時期に「なにわ筋線」が出来て今よりも比較にならない位の多くの利用客で賑わってほしいと思う。

 その逆に改札から駅構内に入る人も少なくはない。
 私が乗ったのは高田行きのグリーンも鮮やかな201系。
 各車両十数人乗せて電車発車して行く。

 今宮駅、新今宮駅と走り乗客が増えて行く。
 そして天王寺駅。ここで多くが降りてまた多くが乗車する。
 さすがは拠点駅だけはある。
 引切り無しに電車が行きかいホームには大人数が。活気に溢れている。

 私も一旦降りる。ここでコインロッカーにキャリーバックを預けて身軽になって旅行を再開する事にする。

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「おおさか東線+JR東西線+JR宝塚線 イコール 大きな可能性」
〜プロローグその2 400円也〜

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 天王寺駅でキャリーバックをコインロッカーに預けて身軽になって気分も軽くなると、お腹の中も軽くなっている事に気が付く。
 ハラ減った、である。

 ホテルで前夜にコンビニで買ったおにぎりを齧っただけだったなぁ、今日の朝は、と思い出す。
 
 しかし大丈夫、ここは天王寺駅、お気に入りの店がある。
 その名は「天王寺うどん」。ここの饂飩は私のお気入りである。

 何時もは阪和線の頭端式ホーム横の店を利用しているが、今日はコンコース内にある店を始めて利用してみた。

 店内に入りメニューを見ると色々とあって迷うのだが、今回は「うどん・かやくご飯・漬物」がセットになって400円也、のセットを選ぶ。

 店員さんはおばさんが4人。事前にチケットを購入して待つ事わずか。
 出来たての美味しいうどんとかやくご飯、漬物がお盆の上に載って出てきた。さっそく一箸つける。うん、美味い!!!。夢中になって平らげる。

 満足して店を出る。
 そして暫し頭の中で色々と考えてしまう。

「何でこんなに安いのだろう。東京なら立ち食いで天ぷらうどん一杯400円も珍しくないのに」
「何でこんなに美味しいのだろう。東京ではここまで美味い立ち食いはそうは無い」
「何で大阪のおばさんはこんなに一生懸命なのだろう。その姿が正しくメディアでは報じられないのは何故なのだろう」・・・・


 東京でも大阪でも原材料の価格にはそれほどの差はない筈である。
 それが大阪ではリーズナブルで東京では値段がハイクラスになってしまう。
 この違いは一体なんなのだろうか。考えられるのは人件費の差か?

 しかしもし人件費が大阪の方が安い、だからうどんの値段が安いのならば、大阪はやはり凄い街だという事になる。
 何故なら人件費が安い イコール 給料が安い、という事になる。
 得てして給料が安い、となると働く人間の士気は落ち気味になり、それは働らく人間の態度に出がちであると思う。
 だけど私が見てきたおばさんの殆どはそんな事は無かった。

 むしろ逆に何時もキビキビとテキパキと愛想良く一生懸命に働いている。そこには労働の対価への不満など微塵も感じられないどころか、仕事への誇りすら感じるのだ。

 しかも、これは大阪のおばさんだけの話では無いのだ。
 大阪では老若男女、職業を問わず殆どの人がキビキビとテキパキと愛想良く一生懸命に働いている。

 これが東京だと、ここまで言い切る事が出来なくなるのが現実だ。
 今回の旅行でも出だしの羽田空港で、大阪とは正反対でいきなり「何だかなぁ」と思う事が多発したのは偶然だとは思えないのだ(これについては改めて書きます)。
 
 どうも思うに東京はあまりにも大きくなり過ぎて、そこから慢心が生まれているようだ。
 昔々「平家に非ずは人に非ず」とあったが、今の東京は「東京人に非ずは人に非ず」となっていると東京出身の私でも思う事が多くなった。
 
 平家はあっけなく滅んだ。では東京は・・・。そうならない事を願っている。


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posted by 松村和弘 at 11:52| Comment(0) | 上阪感想記14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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