2010年05月08日

08年雨に煙る大阪もまた良し【宝箱の大都市】

「大阪全日空ホテルの窓から中之島を」

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 私は大阪が好きだ。
 そんな事はこちらに来られている方々には百も承知の事であるかと思います。

 私が大阪が好きな理由、それは沢山あり過ぎて書ききれない程なのだが、一つここで挙げるとすれば「中之島があるから」というのがある。

 中之島、この素晴らしき場所は日本では唯一無二の存在ではなかろうか。
 大都市の中心地である事の宿命である超高層ビルが林立するという‘緊張感’と、それとはまったくもって相反する悠然たる川の流れという‘癒し’が見事に両立するという見事さ。

 この素晴らしい中之島を何時もは地面を歩きながら見るか、堂島川上に架かる阪神高速1号環状線を走るバスや車の上から眺めるしかない中之島を心行くまで眺める事が出来たのは今回の上阪での大きな収穫でありました。

 今回、宿泊した大阪全日空ホテルで用意された部屋は19階に位置。

 部屋のカーテンを広げると目の前に住友のセントラルタワー、左に日銀大阪支店と大阪市役所。右には朝日新聞本社、関電ビル。
 
             『これぞ‘中之島’である』

 という絶景が広がっていました。
 正直な話、宿泊料金は結構な金額でしたが大枚を払った価値は有りました。

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「関西国際空港」

 私が大阪へ行く時は飛行機で、というのが殆どとなった。
 昔は新幹線をよく利用したが、今の新幹線は料金の割にはサービスが悪過ぎて話にならず、仕事での上阪ならともかくプライベートでの上阪ならば新幹線を選ぶ理由など私には無いのだ。

 その飛行機での上阪も一つのパターンがあって東京・羽田空港から大阪・伊丹空港へ、帰りは大阪・関西国際空港から東京・羽田空港へ。

 これが定番となっている。
 行きが大阪・伊丹空港なのが着陸寸前に機窓に広がる大阪市の圧倒的な景観を楽しみたくて、帰りが大阪・関西国際空港からなのは目一杯大阪を楽しんで遅い時間に帰宅するには東京・羽田空港行きがある大阪・関西国際空港が便利だから、というのが理由であります。

 同じ考えの人は多いようで、何時も大阪・関西国際空港から東京・羽田空港へ行く遅い時間の便は満席。空席が有るのを見た事が無い盛況ぶりです。
 
 今回は行きも帰りも大阪・関西国際空港を利用しました。 
 そして行きも帰りも満席というこれまた盛況でした。

 振り返ってみると私が大阪・関西国際空港をよく利用するようになったの2004年頃から。
 
 その当時と比べると関空は施設は大変に充実してきた。
 24時間営業のラウンジがオープンし、ペットホテルが開業し、レンタカーが借りやすくなり、各種ショップ類も大変に充実してきた。

 SARSや9.11テロ、世界経済の変調など関空自身の努力ではどうにもならない局面にあっても関空関係者の努力によって関空は成長し続けている。その努力には頭が下がる思いがする。
 今は異常なほどの原油高による航空燃料の高騰(暴騰と言っても差支えないほどだと思う)によって航空会社が路線再編に乗り出しており、ここ2、3年は関空は厳しい状況に立たされるかもしれない。

 しかし私は楽観しています。大阪・関西国際空港は必ず成長すると。
 何故なら関空は大阪にあるから。
 大阪はこれからの成長は確実で、その成長のスピードは日本の他の地域を凌駕するものである可能性は極めて高い事が予想出来る。
 その大阪の成長の波に関空も同じように乗っていけるだろうと思うのだ。

 ・・・22日(日)、天王寺駅を19時02分に発車するJR関空特急・はるか51号に乗車した私は定刻通りに到着した大阪・関西国際空港に降り立った。

 まずはラウンジに行って一回500円也のシャワーを借りる。
 このラウンジも盛況なようで、この時間だと席の多くが埋まっている。
 シャワーをつかい、体も気分もサッパリした私は今回の上阪最後の食事を楽しむ事にする。
 関空二階の国内線ゾーンの一角にあるフードコート町屋小路内にある「カフェ&バー グルメ 」で生ビール一杯とミックスナッツを注文した。

 このフードコートはなかなかに雰囲気が良い。
 日本人も海外に人達もめいめいに食べたい物飲みたい物を頼んでにこやかに談笑しながら食事を楽しんでいる。
 私も、その雰囲気に浸りながらビールを楽しむ。大阪を離れる名残惜しさを噛みしめながら。

 チェックインしなければいけない時間が来てしまった。

 「さらば大阪、また来る日まで」
 寂しい気持ちと次の上阪への思いが交じった不思議な気持ちを抱えたまま機上の人となる。

 今回も大変に楽しい旅行となりました。
 ありがとうございました。

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「大阪、それは宝箱のような大都市」

 大阪へ行く度に思う事なのですが「大阪の魅力は尽きる事を知らない」という事。

 何回も大阪へ行って「もうこれでいいや。お腹いっぱいだ」という感じにならない。正味な話、そういう街は結構あるのですが、大阪はそうはならないのです。

 今回、富田林市・寺内町に行って新たな好奇心を刺激されました。
 今回、星空コンサートの模様をテレビで見て音楽に対して興味を更にかき立てられました。
 今回、初めて近鉄電車に長時間乗車して新たに大阪の鉄道に対して研究心が芽生えました。

 次は、仁徳天皇陵などの古墳や奈良へ行ってみようと思います。
 次こそは、星空コンサートに実際に行ってみようと思います。
 京阪中之島線開業は予定では10月19日(日)。この日に上阪して、初めて鉄道開業初日に行く事を大阪で行ってみようと思います。

 そして今挙げた事を全て行っても私は大阪に対して満足はしないでしょうね。きっと新たな魅力を見出してしまうでしょうから。
 何と言っても大阪は多様な魅力が「多層的かつ多重的」にありますから。

 例えば江戸時代の街並みだけをとっても大阪市内の寺社町も当時の雰囲気を色濃く残していますし富田林市・寺内町は更に強く残っています。
 つまり同じ時代でも残っているもの存在する魅力が一つではないのです。それを私は「多重的」と表現出来ると思います。

 また大阪は、超近代的な最先端な物もふんだんにあれば遥かに時代を遡る古墳時代の物もあれば貝塚すらある。
 これを私は「多層的」と表現出来ると思います。

 「多層的かつ多重的」に魅力がある大阪は例えるのならば、色々な宝物が詰まったギッシリと重たい宝箱ではないでしょうか。
 そこには建物や遺跡だけではなく、今を生きる人々の努力という何物にも代え難い‘宝物’も詰まっている事を忘れてはいけないと思います。

 もし、この世に地球外生命体がいて、この地球を過去から今を調べるのであれば,その報告書には‘大阪・OSAKA’という文字は必ず載る事になるでしょう。

 人類の歴史から‘大阪・OSAKA’という文字は欠かせない。
 
 その事自体が大阪が宝箱のような都市である事の証拠だと私は思っています。



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posted by 松村和弘 at 14:39| Comment(0) | 上阪感想記15 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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