2010年05月26日

ほんとは凄い!JR尼崎駅とは?

JR尼崎駅、かつてローカル臭が漂う駅が、これほど変貌した例があるだろうか。
汽車が好きだった私は、福知山線や関西線といった汽車の走る線を好んで乗ることも多かったが、古びた尼崎駅を眺めながら、この駅がまともな都市鉄道になる日がくるのだろうか? そう思うことがよくあった。
1981年に宝塚電化が完成し、福知山線に103系が走り始めても、何と相変わらずの1時間に一本の電車とは、「こりゃ、アカンわ」「心あらずのお茶にごし」・・・国鉄にやる気などなかったと見える。

ところが国鉄民営化でJRとなり、おまけにJR東西線の開業によって状況は一変した。JR尼崎駅は大改造を受け、4面8線の大ターミナルに。しかも3複線の方向別線路によって、4本のホームからは驚くべき本数の電車が運転されている。
すべてはやる気のあるなし、本気かどうかだった。
恐るべし尼崎駅、やる決意がこれほどの規模を可能にした。少ない利用客も設備の供給が需要を生み出す。

いつの間にか、駅北口は再開発され高層マンション群や病院も立ち並んでいた。北西側のキリン工場跡地も長く放置されていたが、近年一気に開発が進んだ。
「何事もやればできる」それを痛感するこの頃である。

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駅北口には「ルネ・マスターズタワー」を始めマンション群が林立している。

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西側には「COCOE」や関西国際大学、病院などもオープンしている。

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尼崎駅神戸方

尼崎の中心市街地は阪神尼崎駅周辺であるが、鉄道だけを見る限り、JR尼崎駅が圧倒している。とくに6本の線路が並ぶ方向別の三複線は全国でも例がない(線路別なら東京にいくらもある。駅部分は9本、実質8本)。駅の規模は神戸駅や三ノ宮駅をはるかに上回る規模になった。将来的に大阪駅に対峙する、あなどれない規模といえる。
東西線は加島駅から地上に出て、東から神戸線の複々線の上下共に内側線と外側線に割込んで、片側3線の6線となり神崎川橋梁を渡って尼崎駅に進入する。尼崎の下り方でも同様に、神戸線の複々線の外側線と内側線の間が福知山線の線路です。尼崎西方でオーバークロスして北へ向かうルートとなる。
外側線を走行する新快速は両端の1番線と8番線に発着している。
阪急の梅田−十三間の三複線はよく知られている。線路別三複線にしてもこれもけっこう凄いけれども、JR尼崎は規模が大きくなり過ぎて、凄さを実感しにくい。

※昨日、尼崎駅に出向いてムービーを撮影しました。
◇ほんとは凄い!JR尼崎駅


もう一つは「新快速223系、姫路−大阪」のうち
PART6「尼崎−大阪」





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posted by 松村和弘 at 16:15| Comment(0) | 都市交通政策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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