2010年05月22日

威風堂々を聞きながら大阪を走る【本編その一】

威風堂々を聞きながら、威風堂々たる大阪を走る(よっさん)

本編 その一
〜いざ出発そして名古屋まで〜

 車中で聞いた曲 ペットショップボーイズ 「Go West」

 東京 首都高速七号小松川線線錦糸町入口。時間は10時45分。
 ここから遥かなる大阪までの道程へ第一歩を踏み出した。

 途中、首都高速は相変わらずの大渋滞。夜間であれば15分もかからずに首都高速三号渋谷線用賀出口、つまり東名高速に入口まで行けるのに、今回は一時間かかった。まぁ、これはいつもの事。
 この国の道路行政がいかにお粗末であるかという象徴的な渋滞にウンザリしながらハンドルを握る。
 車内に響く曲はペットショップボーイズの「Go West」。

 そう、私はWest、西を目指すのだ。遥かなる大阪を目指すのだ。

 いささか古い曲だが、今聞いても、その曲の新鮮さは少しも失われてはいない。「古くても新しくても良い物は良い」という見本のような曲である。

 東名に入りしばらくは渋滞も無く順調そのもの。
 久しぶりに走る東名高速だが、前と変わらず交通量は多い。
 
 単調な走りが続き、何も事件は起らないと思っていると事件は起きた。
後から白いトヨタのミニバンが猛スピードで追い越し車線をすっ飛ばして行くと、ちょっと間を置いてサイレンの音が聞えたかなと思うとパトカーが赤色灯を回しながら、これまたすっ飛ばして行く。
「あぁ、あのトヨタのミニバンをスピード違反で捕まえる気だな」と直感すると案の序、ちょっと先で見事にトヨタのミニバンはパトカーに停車させられていた。

        ‘‘事件は現場で起きたのである。’’

 ドライバーの皆さん、特に高速道路などスピードが出やすい道路を走る時はキチンと後方も確認しながら運転しましょう。
 取り締まりの現場を見ていると、ネズミ捕りは別にしてスピード違反の摘発の場合は、警官が目をつけた車の後ろにピッタリと付き、赤色灯を回して追尾し、一定の時間が経っても後のパトカーや白バイの追尾に気がつかずに減速しない場合に初めてサイレンを鳴らして強制的に停車させて切符を切るようです。こまめな後方確認が摘発から逃れる一つの方法です。

 もっとも一番良いのが『スピードを出し過ぎない事です』
 交通安全を皆で守りましょう。事故は皆の迷惑です。
 その事を私は帰りに‘‘もういや!!!’’というほどに体験させられる事になるのです。

 その後も順調に走っていくが、東名高速の名景勝地の一つ・由比で大渋滞に巻き込まれる。トンネル内での作業の為に片側一車線に規制されており、当然の事ながら長い車の行列が出来る。
 
 この渋滞を約20分ぐらいで抜けると、再び快調な走りに戻る。

 静岡のお茶畑や、点在する工場などを左右に見つつ車は浜名湖の美しい景観を見ながら進んでいく。
 途中SAで蕎麦を啜り、トイレ休憩を何度かしながら車は、名古屋から名神へ入って行く。

 極めて快適なドライブである。

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本編 その二
〜大阪の存在が判りにくい〜

 東名を走っていて気がついた事があります。
 それは、この道路を走って行き名神へ入ると大阪へ行けるのですが、その『大阪』の案内が案内板には出てこない。
 出てくるのは「京都」の文字。京都まで174キロメートルとか出てくる。
 名古屋で東名阪自動車へも行けるのですが、そちらには『大阪』という案内が出てくるのに、です。

 では大阪の案内が出てくるのは、何処からか。
 私が気がついたのは名神高速で栗東・草津と過ぎて瀬田東の辺りでした。

 そして、これはMatsumuraさんが既に書かれていますが、更に大阪の一番大事な場所『大阪市』の案内が出てきたのは、名神高速の豊中インターチェンジの直前、しかも字が小さい。これは実際に目にすると衝撃でした。

1212413202_1.jpg

 ちなみに名神高速から大阪市内へ入るには、吹田ジャンクションから近畿自動車道へ、東大阪ジャンクションで阪神高速13号線東大阪線へ入ると行けるのですが、私が見た限りでは吹田インターチェンジでは『大阪市内』という案内は無かったように思います(暗くて見落とした可能性はありますが)。

 Matsumuraさんが何度も書かれていますが、実際に実態を目にすると、やはり大阪への嫌がらせがあるのかと思います。
 何しろ東京圏の高速は、いやというほど「東京」という案内を目にしますから、その差は大きい。
 一方の大阪は、最大の目的地であり需要がある大阪が全面に出てこないのは異常とさえ思えます。

 今回、実際に大阪の道路を実際に走ってみて、改めてMatsumuraさんが書かれていた事が実感としてわかりました。




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posted by 松村和弘 at 13:28| Comment(0) | 上阪感想記16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

威風堂々を聞きながら大阪を走る【プロローグ】

名曲・威風堂々を聞きながら、威風堂々たる大阪を走る(よっさん)

プロローグ その一

 それは私がかけた一本の電話が始まりだった。
 かけた先は、京都在住の高校時代からの友達・いわゆる「竹馬の友」というやつ。
 今年の五月に会って以来、顔を見ていなかった。

 それが、虫の知らせというものか何かざわめきを覚えて、奴の自宅に電話をかけた。
 プルルッ、と呼び出しコールが五回鳴っても電話には出ず、切ろうとした瞬間、ガチャッと出た。

「もしもし」と私。「はい、○○でございますが」と年配の女性の声。
私の心の声・・・あれっ奴は一人暮らしのはずだが。ハハァ、そうか年上好みの奴の事だから「いい人」でも見つけたか。それにしても随分と年上だな。

受話器の声・・失礼ですがどちら様ですか。

私の声・・・・あの〜、○○さんのお宅ですよね? △△君は?
       私、高校の時からの友達の◇◇と申します。

受話器の声・・あぁ、あの◇◇君ね。久しぶり△△の母です。

私の声・・・・あぁ、お母様でしたか。大変にお久しぶりです。
       (高校時代に一、二回ほどお会いしていた事を思い出す。 
        会話した事もあったが何しろ十数年ぶりに聞く声で、直ぐに思い出せなかった)
       何かあったのですか。
       確か彼は一人暮らしだったかと思いますが・・・

受話器の声・・・そうなのよ、実はうちの息子、過労で入院しちゃったのよ。
        それで、息子は一人身だから私が手伝いに来ているの。

私の声・・・・・えっ!? そうなんですか!?
        それは大変ですね。・・・・


と、会話が続き、私はその会話の途中で一つの決断をした。
それは奴の入院先までお見舞いに行こう。こんな私の顔でも、見れば少しは元気が出るだろう。

そして、いつ行こうか。壁に掛けたカレンダーを見て思案を巡らせた。
聞けば来週の26日の月曜日には退院出来るとの事。それであれば26日に行きたいが平日は仕事があって、とてもではないが無理。
さりとて24日と25日の土日は既に予定が入っていて、今からでは予定を変える事も無理。
そうなると23日の金曜日しかない。そして偶然にも22日の木曜日、私は午後から半日だけの休みを取っていた。
(書類の整理など自宅兼事務所の大掃除をしようと思っていたのだ)

 ならば22日の木曜日から23日の金曜日にかけて京都まで奴の見舞いに行こう。

 咄嗟に心の中で決めて、さっそくその旨を奴のお母さんに伝える。
 最初は遠慮していたのだが、御無理でなければ御願いしますとの事。

 22日の木曜日の午後にお伺いしますと約束して電話を切り、今度は奴の携帯へ。今度は直ぐに出る。
 あの野郎、病院内なのに携帯のスイッチを切っていなかったなと思いつつ思いのほか元気な声に安心する。
 22日の午後、そっちに行くからお見舞いを楽しみにしておけ、それの引き替えとして看護婦さんのメルアドを最低2名は聞き出しておくように、と冗談まじりの会話をして電話を切った。



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プロローグ その二

さて次にすべきは京都までの移動手段の確保である。
 普通の人なら新幹線もしくは飛行機となるのだろうが、高校生時代それはチャレンジャーとして鳴らした私。
 無理目な女性に告白して何度断られてきた事か。その度に奴は「まぁ、そう落ち込むな。今にいい人に出会えるさ」と声をかけられてから早十数年。
 互いに三十四という年になりながら‘‘花の独身’’とは‘‘類は友を呼ぶ’’というやつか。

 久々にチャレンジャーの虫が疼きだす。
 奴が入院している病院は、公共交通機関では行きにくい場所であった。
 新幹線なり飛行機なりで京都までいってもタクシーかレンタカーを手配しなければならない。それは面倒くさいしお金もかかる。

 ならば・・・。そう私には『マイカー』という頼もしい相棒がいる。
 97年式ホンダ シッビクフェリオ。走行距離 13万キロ以上。
 いささか年寄りでオンボロなのが気になるが、この寒いぐらいの季節であれば京都までの長距離を走ってもダメージは少ないだろう。
 また天気予報によると晴天とあり、名神高速で問題になる関が原周辺での雪の心配は無い。路面が凍結する心配も無いだろう。

 私なりに諸々の諸条件を考え、下した結論は「マイカーで京都まで」
 そしてオプションとして「お見舞い後、大阪をドライブ」
 付かなかったオプションとして「金欠なので大阪で一泊はしない」

 つまり22日木曜日に出発して京都まで行き、お見舞いをして、それから大阪まで行って少し走ってから、そのまま帰って来るという行程。
 眠くなったらSAかPAに車を停めて、そこで眠るという事。

 久々の強行軍の行程に、何だが入院している奴には申し訳ないが、少し楽しくなってきた。しっかり準備をして22日の木曜日を迎えたのでした。

 なかなかに刺激的なドライブの顛末は改めて本編で。




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posted by 松村和弘 at 13:00| Comment(0) | 上阪感想記16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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